業務報告

そんなわけで、恋バナの続きでした。

小田原を比較的平和に治めてくれた北条家は好きな家なのですが、うちの息子あげたくないから弟出しちゃえ的に人質に出された感のある三郎さんについては、長尾両家の対決に巻き込まれて気の毒だったね、と、いう感情しかないわけです。一時寺に入っていただの、幻庵の娘が最初の妻だったのと嘘かホントかわからない逸話が多いのも、あの時代の人って感じ。

御館の色分けを見ると、景勝様方は直江さんを筆頭に、地の氏族が多いから、実家の北条が越後に介入する野心満々なだけに、降伏して僧籍ってラインは許されなかったろうし、北条に戻っても居場所がないとなれば、勝つか、死ぬかしかない。大変な時代でございますな。

手前はオタクとしては怠惰なので、ゲームも知らないし、炎の何とかも未履修なんですが、船さん婿の直江信綱景虎が転生してできちゃう話ってお伺いしまして、だったら景勝様とかねたんなんて、史実的にも余裕じゃんねぇ、50年あれば気の迷いの二度や三度、と、変な安心をもらいました。

話がそれましたが、そういうわけで、気のいいイケメンだったらしい義兄景虎様には悪い感情はなく、どっちかっていうと景勝様の周囲は噂に聞く乙女ゲーみたいイケメンパラダイスだな、と、感心する次第です。